コスタリカコーヒーは、程よい酸味と香り、深いコクが特徴です。
コスタリカは中米にある、九州と四国を合わせたくらいの大きさの国ですが、国土の25%が自然保護区で、
地球全体の5%の生物が生息するという自然豊かな国です。
恵まれた環境の中、コーヒーはコスタリカの主要産業で、中米では一番歴史が古く、また生産過程におい
ても、洗浄水や廃棄物の処理方法など、国をあげて環境に配慮していることでも有名です。
コスタリカでは、他国と違う、より高品質なコーヒーを目指し、生産される豆はすべてアラビカ豆で、1988年
からロブスタ種の栽培は法律で禁止されています。
また栽培地も70%以上が1000m以上の高地栽培になっています。
その取り組みにより、今や生産される60%以上がスペシャリティコーヒー(高品質なコーヒー)に位置づけら
れており、その安定した品質には定評があります。
コーヒーの等級は地域と高度で8つに分類されています。
中央高地 SHB(ストリクトリー・ハードビーン)標高1200m以上、GHB(グッド・ハードビーン)1000m~200m、
HB(ハードビーン)800m~1000m
太平洋とカリブ海の間 MHB(ミディアム・ハードビーン)500m~1000m、
カリブ海側 HGA(ハイ・グロウン・アトランティック)900m以上、MGA(ミディアム・グロウン・アトランティック
)600m~900m、LGA(ロウ・グロウン・アトランティック)450m~600m、
太平洋側 P(パシフィック)400m~1000m
近年は、さらなる品質の向上と付加価値付けのため、生産者達が小ロットで丁寧にコーヒー豆を栽培・精
製し、それぞれの豆の個性を生かしたコーヒーを生産するマイクロミル革命が進んでいます。
小規模生産をマイクロミル、それによってできたコーヒーをほかのものと区別しブティックコーヒーと呼んで
います。
植える豆、栽培地、天候条件、収穫時期、精製方法まで農園ごとに多様な個性を引き出した良質のコーヒ
ーを生産する様子はまさに職人技です。
コスタリカにコーヒーがもたらされて200年余り。
しかし、生産技術や研究は進化し続け、生産されるコーヒーはどんどん多様化しています。
コスタリカコーヒーからはまだまだ目が離せません。
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