インドネシアのジャワ島で栽培されているコーヒーを指します。
苦味と渋みが強い独特のコクがあり、薫り高く野性味ある味わいです。
ジャワ島で栽培されるコーヒー豆はほとんどがロブスタ種ですが、ジャワと表現する場合は基本的にアラビ
カ種を指し、ジャワ・アラビカと区別されて呼ばれることがあります。
インドネシアでの格付は、精選方法が水洗式(WIB)と非水洗式で豆を磨いた(AP)、磨いていない(EK)の区
別と、欠点豆や異物などの混入率で分類されています。
グレード1~グレード6までの6段階評価で、グレード1が最高品質となります。
グレード1は豆300g中最大11欠点という厳しい条件で、以下は2は12~25、3は26~44、4aは45~60、4bは
61~80、5は81~150、6は151~225となります。
これらはインドネシアでの格付なので、ジャワ以外のコーヒー、マンデリンやトラジャにも適用されます。
ジャワコーヒーは、17世紀から18世紀頃、オランダによってイエメンからアラビカ種(ティピカ種)のコーヒー
ノキが持ち込まれ、栽培に成功したのが始まりです。
ジャワは大規模栽培の一番最初の地で、ここからコーヒーは世界に広がったのです。
18世紀には従来品の高級なモカ(イエメン・エチオピア産)と安価で高品質なジャワの二大銘柄として広く
普及していきました。
しかし、1880年、サビ病がインドネシアを襲い、コーヒーが壊滅的な被害を受けてしまうと、やがて発見され
たサビ病に強いロブスタ種に栽培が切り替えられるようになり、現在では生産されるほとんどのコーヒーが
ロブスタ種となっています。
しかし従来のアラビカ種のみならず、ロブスタ種も高品質で定評があり、加工用に限らずストレートで楽し
めるものも多くあります。
ジャワは昔も今も、高品質なコーヒーを生産し続けているのです。
●モカジャバ(モカジャワ)
最古のコーヒーブレンドと言われ世界で最も有名なブレンドです。
モカとジャワの豆をブレンドしたものを指しますが、現在ではジャワ以外のマンデリンなどのインドネシア産コーヒーであればモカジャバブレンドと呼ぶようです。
カフェモカ(ココア入りミルクコーヒー)を「モカジャバ」と表記されている場合も多いので、カフェなどで注文する際には確認した方が良いかもしれません。
●コピ・ルアク
インドネシア語で「コピ」はコーヒー、「ルアク」はマレージャコウネコのことです。
マレージャコウネコが実を食べ、排泄した種を綺麗に洗浄・乾燥し高温で焙煎したコーヒー豆のことです。ジャコウネコの腸の働きによって、独特な風味や香りが作り出されるとされています。
希少なため高価で取引されており、世界一高いコーヒーとして有名です。
●JAVA(コンピュータのプログラム言語)
アメリカではコーヒー一般のことをジャワ・コーヒーと呼ぶそうで、コンピュータ言語の「JAVA」はコーヒーでも飲みながら手軽に使える言語、という意味で名付けられたそうです。
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