コナコーヒーはアメリカ合衆国ハワイ州のコナコーストで栽培されているコーヒーの総称です。
ハワイ島の西海岸にある、地球で最も体積の大きい山マウナ・ロア山やフアラライ山の海抜300~800mほ
どの斜面でコーヒーは栽培されています。
酸味とコクが特徴で、ブレンドに良質の酸味を与えてくれたり、バニラやマカダミアナッツなどの風味を取り
入れたフレーバーコーヒーにしてもコクのある豊かな味わいが生きたまま美味しくいただけます。
コナは先進国唯一のコーヒー産地であり、その生産面積も狭く、コーヒー生産量も全体の1%に満たない、貴
重な高級ブランド豆として有名ですが、その品質とブランドを守るため、ハワイ州では厳格なコーヒーの格
付けをしています。基準は豆の大きさと水分量(9%~12.2%)欠点豆の比率で決められています。
グレード(高い順から) |
豆のサイズ |
欠点豆 300gにつき |
エクストラ・ファンシー |
サイズ19以上 |
8粒以下 |
ファンシー |
サイズ18以上 |
12粒以下 |
ナンバーワン(NO.1) |
サイズ16以上 |
18粒以下 |
セレクト |
特になし |
重さの5% |
プライム |
特になし |
重さの15% |
プライムの基準を満たさないものは、コナ地方産のコーヒーであってもコナコーヒーと認められません。
「プライム」はもともと「最上級」を意味する英語で、一番下のグレードとはいえ、その品質には定評がありま
す。
ナンバーワン以下のものは下にいくほど酸味が強くなっているようですが、ナンバーワンでは焙煎を深くす
れば酸味は気にならなくなります。
また、この基準以外に、ピーベリーという、通常コーヒーの実に2つ入っている豆が、丸くなって1つだけ入っ
ている豆があります。ピーベリーは1本の木から5~10%しかとれない貴重な豆で、味が凝縮している上に、
丸く均一に火が通った焙煎がしやすく、小粒ながらエクストラ・ファンシーとともに最高級品として扱われて
います。
貴重なコーヒー豆であるため、コナコーヒーとして販売されている商品は、ブレンドされていることがほとん
どなので、純粋なコナコーヒーを飲みたい場合は、ラベルに表記された配合比を確認してから購入した方
が良さそうです。
ハワイ州ではコナコーヒーが10%以上配合されていればコナブレンドとして表記してよいとなっているため、
安価なコナコーヒーでは90%が安価な別のコーヒーで構成されているものも少なくありません。
ホワイトハウス御用達として有名なコナコーヒー。
安価なハワイ土産のコナコーヒーでコナコーヒーを知ったつもりにならずに、純粋100%コナコーヒーで世界
のVIP気分を味わってみてはいかがでしょうか。
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